葛城市の明日を考える

  • 2020.03.28 Saturday
  • 22:35

議員になって「政治」活動が持つある性質を強く感じるようになった。

それは、「政治」が未来を志向する活動である、ということだ。

そう感じるようになったのは、聴衆である有権者の反応からだ。

実績よりも、未来への約束、現状変革の話のほうが訴求力が強い。

 

あらためて「政治」とは何なんだろうと、インターネットを検索すると、日本大百科全書(ニッポニカ)に次の一節があった。https://kotobank.jp/word/政治-85844

 

”政治は、現状の不備を改善し、人間の共同生活のためのよりよい環境を形成するという目的を志向するものとして、未来づくりをその本質的特徴の一部とする。政治は未来の形成に重大な関係をもつ。

 

葛城市の明日はどうか。

葛城市の財政は「危機的状況」にある。つまり「未来形成」が困難になることが迫っている。

http://katuragi-tk.jugem.jp/manage/?mode=write&eid=872

http://katuragi-tk.jugem.jp/manage/?mode=write&eid=870

 

未来形成に必要な分野への財政支出を維持しながら、歳出を抑制していく困難な仕事をしなければ、財政悪化によって未来を形成すべき政治の機能が葛城市では果たせなくなる。

 

経常収支比率について。

H28年度、山下市政最後の予算。

経常収支比率が、前年度90.6%から96.8%へと増加。(グラフ1)

市長選挙の年で、決算ベースで188億円もの歳出となる。(グラフ2)

平成29年度、阿古市政が組んだ初めての予算。

経常収支比率を1.2%下げた。決算ベースで149億円の歳出に抑える。

私は一般質問で経常収支比率の改善について評価した。

平成30年度の歳出は決算ベースで147億円とさらに抑制した。

経常収支比率は、国の算出基準の変更によって増加したが、前年度比わずかな上昇にとどめた。

ところが、平成31(令和元)年度予算は、決算で155億円の歳出となる見込みとなる。台風などの災害復旧や緊急防災対策債による防災関連の支出が増加する。

 

今回の令和2年度葛城市一般会計予算は167億円。

財政悪化に向かってアクセルを踏み込む予算である。

葛城市の明日を考えると、とても賛成できる予算ではない。

葛城市にとって適正な財政規模は、過去の財政規模の推移からみて、130億から140億円までであろう。

 

グラフ1

 

グラフ2

 

 

 

 

意思決定を助ける方法、オペレーションズ・リサーチ

  • 2020.03.27 Friday
  • 22:35

今日は一日じゅう雨でした。花の開花は、やはり青空が似合う。

 

複雑な問題に直面して望ましい解決点に到達するためには、さまざまな道筋を想定し、分岐点をあらかじめ明確にして正しく判断できるように準備しておかなければならない。

 

20代の後半、難しい問題について常に決断を迫られる厳しいポジションにおかれたことがある。意思決定を合理的・科学的に行う方法はないのだろうかと知人に相談したところ、一冊の本を紹介された。『オペレーションズ・リサーチ入門』(近藤次郎.NHKブックス.1978年)である。『意思決定の方法』(近藤次郎.NHKブックス.1981年)とともに買い求めて、判断・決断を必要とする場面でさまざま方法を試した。どちらの商品を購入するか、という単純な問題の決定にも利用するなど、ちょっとした判断場面にも、紙と鉛筆を持ち出して一時たいへんオペレーションズ・リサーチ(OR)に熱中した時期がある。

 

そんな40年も昔のことを思い出したのは、3月定例会での予算否決による再議にどのような判断をくだすかという問題に直面したからである。

 

政策的判断と政治的判断はことなる。

そして、政策的判断でゆくか政治的判断で行くかも判断である。

 

3月30日の本会議までによく考えて決断したい。

 

 

 

一般会計予算の否決? 

  • 2020.03.26 Thursday
  • 21:38

3月定例会最終日となる本日の本会議で、令和2年度葛城市一般会計予算が反対多数で否決されました。

市長は、ただちに再議書を議長に提出しました。

地方自治法第177条第1項の規定により、否決された「令和2年度葛城市一般会計予算」を再議に付すというものです。

 

地方自治法第177条第1項2号にかかわる予算が計上されておれば、再議に付された「令和2年度葛城市一般会計予算」を否決した場合、議会が市長を不信任したことになり、市長は議会を解散することができます。

 

令和2年度葛城市一般会計予算に反対したのは、私を含む7名の議員です。いつもは青雲会と同一歩調となることが多いのですが、今回は、市長と対立するグループと同じ反対票を投じることになりました。

再議に付された予算に反対し続けるか、賛成するか、市長からボールが議会に投げ返されたわけです。

 

しかし、予算に反対した議員のなかに、この時期に選挙はできない、という声があります。

 

本日の本会議で3月定例会の延会が決定されました。

週明けの本会議で令和2年度葛城市一般会計予算」を再議します。

 

 

新学期、学校再開へ

  • 2020.03.24 Tuesday
  • 18:57

早咲きの桜

 

議会全員協議会が開催されました。

3月定例会最終日の本会議に上程される追加議案(人事案件)の説明、および、いくつかの報告が市長部局、教育委員会からありました。

そのなかで、臨時休業中であった学校を再開する旨の報告が教育委員会からありました。

 

この措置は、本日付、文部科学事務次官名による各都道府県・指定都市教育委員会教育長や各都道府県知事等にあてたの通知「新型コロナウイルス感染症に対応した学校再開ガイドライン」にしたがうものです。

春休み中の中学校での部活動についても、感染対策をとりながら、許可されることになります。

https://www.mext.go.jp/content/20200324-mxt_kouhou01-000004520_1.pdf

なお、この通知には、学校で感染者が出た場合に臨時休業とする場合のガイドラインも示されています。

 

今日の協議会では、家庭によってマスクを手に入れることができない児童・生徒への援助について質疑がありました。

ボランティアで手製のマスクをつくって子どもたちにおくる動きや、市内事業者によるマスクの寄付の動きなどが紹介されました。

 

子どもたちが、安全に学校生活を過ごすことを願います。

 

 

予算特別委員会、修正案可決

  • 2020.03.23 Monday
  • 21:57

予算特別委員会最終日、令和2年度一般会計予算の総括質疑の後、修正案が2本出ました。

そのうち一つの修正案は、一カ所を修正したうえでその他の予算部分は賛成するという内容で、委員の賛成多数により可決しました。私は反対しました。予算そのものに反対だからです。

 

阿古市政になってから組まれた予算にこれまで賛成してきましたが、今回の予算に反対したのは、阿古市長の掲げた公約から逸脱する予算となっているからです。どの点で公約に反しているかについては、以下のブログ記事をご覧ください。

http://katuragi-tk.jugem.jp/?eid=857