七尾市の自己水、県水の断水復旧状況

  • 2024.01.31 Wednesday
  • 18:12

能登半島地震による断水が続いています。

 

葛城市が水道事業を単独で継続するか、県水による広域水道企業団に参加するか、判断の物差しの1つに災害対応がありました。

 

市の水道ビジョンは、自己水(3浄水場)と県水の2系統をもつ葛城市水道の強みを防災の観点から評価しています。

 

では、能登半島地震における断水、復旧状況はどのようになっているでしょうか。

 

七尾市は、自己水地域、県水地域、県水+自己水地域の3つの地域があります。

 

「エリア別一覧復旧状況確認表」(1月30日現在)を見ると、

 

自己水地域は多くが通水、断水している地域も1月中に通水見込み、

 

県水地域および県水+自己水地域は2月中または3月中の通水見込み

となっています。

 

https://www.city.nanao.lg.jp/jougesuidou/kurashi/sumai/suido/ryokin/documents/eriabetuitiran20240130-3.pdf

 

金沢調整池から七尾市間は約120km。送水管などが各地で破損。復旧に時間がかかっています。

 

自己水による浄水場施設からの配水のほうが復旧が早いことがわかります。

 

 

 

水道事業は葛城市民の大きな財産

  • 2023.08.22 Tuesday
  • 22:46

葛城市水道事業運営委員会が開催されました。

 

令和4年度決算案について協議しました。

 

偶発的な要因のため令和4年度の有収率は大きく低下しましたが、それでも収支は黒字。

葛城市水道事業の経営体力に驚きました。

 

県内で最も安い水道料金でありながらこの決算となったことに、あらためて葛城市の水道事業は葛城市民の大きな財産であると痛感しました。

 

広域化に参加せず市の単独経営を選択することができたのは、水道事業に携わってきた職員や関係者の努力、地域との協力関係、そして市民の支持があったからです。

 

 

 

県域水道一体化、水道料金シミュレーション見直しへ

  • 2023.07.25 Tuesday
  • 21:28

奈良新聞に、”山下真知事はこれまでの協議で示されてきた水道料金の試算について、「物価や人件費、人口の増減、工事費の単価など不確定要素を多く含んでいる。もっと保守的な形でシミュレーションを考え、合意形成を進めていくべき」として、統合時からの料金統一も含めて試算をやり直す方針を示した。”とあります。

https://www.nara-np.co.jp/news/20230722212228.html

 

奈良県広域水道企業団設立準備協議会は、市町が単独経営した場合の水道料金シミュレーションと広域水道企業団に統合した場合の水道料金シミュレーションをしめして、市町には統合に参加した方が有利であることを示すグラフをもって、市町に広域水道企業団設立に参加することを求めてきました。

 

広域水道企業団に参加するかしないかの重要な判断に大きな影響を与えるシミュレーションですから、統合シミュレーションの元データを開示することを日本共産党の議員はそれぞれの議会で繰り返し求めてきましたが、開示されませんでした。

 

 

事ここに至っての見直しです。

市民の生活にかかわることです

 

あらためて広域水道企業団への参加の是非が問われることになるでしょう。

 

朝日新聞には首長の発言を紹介しています。

https://www.asahi.com/articles/ASR7Q6QWPR7PPOMB00M.html

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