水道民営化に道を開く水道の広域化

  • 2019.03.02 Saturday
  • 18:39

水道広域化と葛城市水道事業の将来を考えるパネルディスカッションが開催されました。

80名を越える市民の方々がご参加くださいました。

 

報告者の一人として、葛城市の水道事業・水道事業計画を紹介しました。高い市民サービスを提供し経営も安定しており、確かな将来見通しをもって運営されている葛城市の水道事業は、先人と住民の協力によって築かれてきた葛城市民の貴重な財産であることが聴衆に伝わったでしょうか。

 

他のお二人の報告者からは、水道民営化の動きや奈良県の県域水道一体化計画の背景を教えていただきました。

奈良県の県営水道が、将来予想される人口減少と給水量の減少による経営危機を、市町村の自己水源を放棄させて100%県水に頼らせることによって乗りきろうとしていることを、グラフによってわかりやすく知ることができました。

 

報告後、水道の民営化について会場から多くの意見・質問がありました。報告者のお一人から、ドキュメンタリー映画『最後の一滴まで−ヨーロッパの隠された水戦争』の上映会を開いてみては、というアドバイスをいただきました。

https://www.youtube.com/watch?v=xTrRCxO1848

 

集会終了後、自己水量を多くもつ大和郡山市や生駒市などと連携していくことの大切さをアドバイスいただきました。自己水を廃止させて県だけがいい目をするのはおかしいではないか、という声がそれらの自治体でも上がってきているそうです。

 

今後、葛城市の水道を守る会で、「市民とともにあゆむ水道事業」のあり方を意見交流していくことができたらと思います。

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